2014年7月17日木曜日

No Microscope, No endo

昨日今日と実に睡眠時間が取れなかった。
というのもInterimでDirectorのDr. Roges(ロヘスと皆呼んでいる)が昨日いきなり来週予定されていたDental Pulpの残りのプレゼンを明日やるから準備しといてね、という話になったからだ。

20ページくらいあるパートを昨日から読み、サマライズし、スライドを同時並行で作成。そして、たった今完成した。前回よりは随分とマシになったはず。。。
今回のパートは『温度と機械的刺激が歯髄に与える影響』。
臨床に関係があるので、意外と読みやすかった。
やたらレーザーが歯髄に与える影響について述べていたパートが多かったが(18段落!!)、強引に2枚のスライドにまとめさせていただいた。





今日は朝から晩までずっと抜去歯牙で練習。
しかも顕微鏡が無いためにイライラも頂点に達しそうだった。
見えないから適切にアクセス、ストレートラインアクセスができたか、自分でもよく分からない。

Gatesは折れるし、折れて新しいのちょうだいといったら、下の図書館!で買ってこいと言われる始末・・・頭にきてそれじゃあ実習できない!とクレームを付けると新しいのを渋々渡してくれた・・・。(後で分かったが、折れたら新しいの貸して、で済む話だった。)

私はいまだにUSCの器具に関するシステムについていけないというか理解ができない。

買わなくていいもの;タービン、エンジン、バー、エンジンバー、Gates, K File
買わなくてはいけないもの;上記以外すべて
と言う理解でいる。

なんと言うか、開業していたときとあまり変わらない気がする。
開業医が大学院生になりました、みたいな気がする。。。

そんなこんなで不完全な状態で抜去歯牙の写真をとって、後でプレゼンして、ああだこうだと色々言われても困るので、これらの症例に関してはNo Loopes, No Microscopeだと言い張る事にした。

皆んな根充したか?と聞いてくるが、根充するには顕微鏡が無いと・・・それ以前にこの実習には顕微鏡が絶対いるんじゃないのかな・・・
顕微鏡が来るのは、8月半ば以降だと言う。
しかし、summer semesterは8/15(金)で終了する。(8/16~8/29まで何と、夏休み)

9月から患者さんの治療が始まるのに、大丈夫なのか!?と皆んながさすがに今日は不安がっていた。
そして今日初めて判明したが、実は10人のレジデントの中で、今まで顕微鏡を使用して臨床をした事があるのは、私だけだと言う事実。。。
という事は、皆んな9月からの診療はほぼぶっつけ本番という事だろうか??

私は自慢じゃないが、顕微鏡を臨床で使用して10年以上になる。
エンドも、修復も、補綴も、すべて顕微鏡を使用してやってきた。
顕微鏡なしで歯科臨床をする事は私にとって目を奪われたに等しい・・・
なので、今の日々の実習は私にとって実に大きなストレスだが、この英語ができない出来の悪い中年男性にも一つスポットライトがあたる機会がやってくるのだろうか?!

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