2014年7月30日水曜日

麻酔の試験とプレゼンのフィードバック

今日は朝8時から麻酔のテストであった。

睡眠時間2時間で挑んだテストだったが、完全持ち込み可能のテストとはいえ気が抜けない。

結局テストは10問で紙2枚だった。

第1問。USCの救急の際のコール番号は?
これは絶対に出るからと言っていたサービス問題。

第2門目。貴方は今までどれくらい麻酔の勉強をして来たか?

第3問目。この授業は役に立ったか?

あれ??ここでさすがに僕でもピンと来た。笑い声が周りから聞こえてくる。
残りの問題をみても全部こういう感じで、テストという名のアンケートだった。。。

そう結局、Tom先生はテストなるものをするつもりが最初からなかったのである。

テストをさせたいのではなく、勉強をさせたかっただけなんですね。

Tom先生は今年から麻酔の担当で過去問が全くなかったので、それこそ麻酔の本とかいっぱい買ったんですけどね・・・テストは10分で終了。どっちにしてもTom先生、ありがとう。

午後はDr.Pharkのマテリアルのプレゼン。
今回はMTA、Biodentine、Super EBA、ホルモクレゾール、仮封、印象材、そしてジルコニアの小児クラウン。

特に最後のジルコニアの小児用クラウンと言うのは発表を聞くまでもなく・・・どうだろう?私には結局どうしてもジルコニアをPidoのCrownに使用する意味合いが理解できなかった。マージン調整無理だと思いますが・・・
結局SSC Crown(小児の金属冠)がコスト、手早さ、強さの点でジルコニアを全て上回っているという結論でしたが、それにしても凄いことを思いつくもんだなとびっくりしました。

マテリアルの授業は今日で終了。
学んだことは、結局完全に安全であるという保証のある歯科材料は何一つないのだ。
長所、短所がそれぞれあり、専門医がそれぞれの判断でそれを用いていく。それにしてもなぜそれを用いたか?という根拠が必要。それを学べた点は非常に為になった。

最後に一人一人にプレゼンのフィードバック(Phark先生および他の受講生が感じた感想や意見)が与えられました。

ちなみに私へのフィードバックは、
What I liked:
-nicer personal introduction
-nice transitions
-great flow of story
-great job!
-nice voice projection
-cool use of articles
-great graphs
-Great job for first presentation in English!
-good organization
-concise and gave main information that was applicable when using ZOE sealer
-good use of keynote
-great enunciation
-great visuals
-great animation

What could be improved:
-too much saying “ah”
-busy design
-mostly reading from notes
-could have been shorter
-hold pointer steady
-better timing
-talk more about disadvantages or alternatives
-explain diagrams/photos better

というものでした。

もしこっちに来る前にペンエンドに参加していなかったらと思うと・・・冷や汗ものです。勉強の仕方を教えて頂いた石井先生をはじめとするインストラクターの先生方には本当に感謝しております。

日本でも正しい学習の仕方を身につけていれば問題なくやれるんだな、と再確認できた1日でした。

そしてもっと日本にこのような学習の仕方、あり方を提供できるような環境が整備されれば日本の歯科界はきっと劇的に変わるのではないかと個人的に感じました。

0 件のコメント:

コメントを投稿